ピロリ菌

ピロリ菌って?

■ピロリ菌は胃の粘膜に生息しているらせんの形をした細菌 です。らせん状の細菌で、数本の鞭毛を持ちこの鞭毛を回転させて活発に動き回り、人の胃の粘膜の表面や細胞のあいだに入り込んで炎症:慢性胃炎をおこします。

■その後の研究から、ピロリ菌が胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎・胃癌などに深くかかわっていることが明らかにされてきました。

■かつてはストレスや食事、酒、煙草で潰瘍になるといわれていたのですが、今では胃潰瘍の9割はは原因がピロリ菌です。ストレスなどは胃粘膜を刺激する「潰瘍の促進因子」だったのです。

■制酸剤(胃酸を抑える薬)を飲むと確かに潰瘍が治りますが、制酸剤を止めるとすぐ再発します。(再発率8割)しかし、ピロリ菌を除菌すると再発しなくなります。(再発率5%)。

ピロリ菌と胃がんの関係

■ピロリ菌に感染している人は胃がんのリスクは5-10倍にもなるといわれています。

■世界的にも日本人には胃癌が多いのですが、その原因は塩分の多い食事と、ピロリ菌の国内集団感染であると考えられています。

■そして、ピロリ菌を除菌しすることで胃がんの予防効果があることがわかってきました。

どうやって感染するか?

■感染経路はまだはっきりとわかっていませんが、水を介した経口感染と考えられています。井戸水で感染するとも言われています。

■日本人の2人に1人はピロリ菌に感染しているといわれています。あなたが感染している可能性も十分あります。特に年齢が上がるほど感染率は上がります。若い人の感染率は低い一方で、50歳以上では80%が感染していると言われています。

ピロリ菌の検査

■大きく分けて

① 血液、尿で抗体を調べる検査 ・・・・ 抗体をみることで間接的に診断

② ピロリ菌を直接調べる

さらに②は

(A) 胃カメラをやって粘膜を採ってきて調べる方法

(B) 胃カメラをやらないで便で調べる方法

があります。

■中高年の方は胃がんの検診も含めて胃カメラを受けることがお勧めです。

■若い人は胃カメラまでやらなくても、血液とか便で調べるだけでもいいでしょう。

    検査だけの場合は自費診療で5-6千円の費用がかかります。

■家族に胃潰瘍や胃がんの方がいらっしゃっる方はぜひ一度ピロリ菌検査を受けてください。

除菌 =菌をやっつける治療

■ピロリ菌がいることがわかったらぜひ除菌をお勧めします。

■除菌治療は、1週間、3種類の薬を飲みます。 その後、1-2ヶ月してから再検査して成功したか調べます。

■1回での除菌成功率は80%程度です。

■除菌に失敗したら・・ 薬を替えて再治療が可能です。

■将来胃がんにならないように除菌をするという意味では、なるべく若い時期に除菌することが大事です。

みどりの森クリニック

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