脂質異常症 (高脂血症)

健康診断で指摘されたらまずは受診、くすりは必要に応じて

■健康診断で指摘されて気づくことが多いですね。症状は特にありません。

■50歳以上の女性の2人にひとりはこの病気だと言われますからすごく多いです。女性では閉経後からコレステロールが上がりやすくなります

■コレステロールが高い人、中性脂肪が高い人、両方が高い人。いろいろなパターンがあります。

■放置すると知らないうちに動脈硬化が進んで、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの病気になりやすくなります。異常を指摘されたらまず、医療機関を受診しましょう。

■コレステロールの薬は飲んだら一生飲まなくてはいけない? いえいえ、食事療法、ダイエットがうまくいって数値が下がったらやめることもできます。くすりはなるべく飲みたくないと考える方が多いはず、はじめはなるべく薬を使わずに生活習慣の指導を行っていきます。まずは相談を!

あたらしい基準はLDLコレステロールを測定

■新しいガイドラインでは、これまで広く用いられてきた「高脂血症」から、「脂質異常症」へ疾患名を変更されました

■総コレステロール値を基準にするのをやめて、かわりに LDLコレステロール、HDLコレステロールを別々に測定するようになりました

● LDLコレステロールとは  悪玉コレステロールです    

● HDLコレステロールとは  善玉コレステロールです

●総コレステロールが高い人の中には、善玉が高くて悪玉は高くない人がいます。こういった人は従来の基準ででは高脂血症ということになりますが、新しい基準では脂質異常症ではない、つまり正常ということになります。

コレステロール以外のリスク因子

  主な危険因子
加齢 (男性45歳以上、女性55歳以上)
高血圧

糖尿病(予備軍も含む)
喫煙
家族に冠動脈疾患の人がいる
HDLコレステロールが40 mg/dl以下

LDLコレステロールの管理目標

■上のリスクファクターのうちいくつが当てはまるかによって目標になるLDLコレステロールを下の表によって求めます。リスクファクターがゼロなら160mg/dl、1-2個なら140mg/dl、3個以上なら120mg/dlとなります。

■もしあなたが狭心症や心筋梗塞になったことがあるのなら、LDLコレステロールは厳密に下げる必要があり、目標値は表の一番下の100mg/dlに未満なります。

治療方針の原則 カテゴリー 脂質管理目標値 (mg/dL)
一次予防
まず生活習慣の改善を行った後、薬物治療の適応を考慮する
  LDL-C以外の主要危険因子 LDL-C HDL-C 中性脂肪
I
低リスク群)
0 160未満 40以上 150未満
II
(中リスク群)
1~2140未満
III
(高リスク群)
3以上 120未満
二次予防
生活習慣の改善とともに薬物治療を考慮する
冠動脈疾患の既往 100未満
日本動脈硬化学会「動脈硬化疾患予防ガイドライン2007年版」より

みどりの森クリニック

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